最近の事業活動報告（平成24年度）
◇3月の高校生を対象とした講習が終了しました。
高校生の春休み期間等を利用したボイラーに関する資格講習を開催しました。ボイラー取扱技能講習は4高校生が受講し366名の生徒がボイラー取扱技能講習修了証を取得しました。ボイラー実技講習は3高校生が受講し138名が修了証を手にしました。また、高校生の会場で一般受講者8名も併せ受講し修了しました。これで今年度すべての講習が終了いたしました。
＜ボイラー取扱技能講習実施高校＞
①県立平工業高等学校（3/4～5同校で実施）
②県立福島工業高等学校（3/15・18青少年会館２会場同時進行で実施）
③県立会津工業高等学校・県立喜多方桐桜高等学校（3/21～22会津建設会館で合同開催）
＜ボイラー実技講習実施高校＞
①県立小高工業高等学校（3/4～5・10）学科：南相馬市労働福祉会館2会場同時進行で実施 実習：丸三製紙株式会社
（一般受講者8名含む）
②県立塙工業高等学校（3/15・18・21 ） 学科：同校 実習：住友ゴム工業株式会社白河工場
（県立白河実業高等学校生2名含む）
◇ボイラー取扱技能講習の模様 ◇実技講習：付属品展示説明の模様 ◇シミュレータ模擬操作実習
◇平成24年度理事会が開催されました。
平成25年2月6日福島市のホテルサンルートプラザﾞ福島に於いて理事会が開催されました。議題は、事業経過報告、収支見込み等の報告事項の他、平成25年度事業計画（案）及び平成25年度収支予算（案）、平成25年度総会提出議案等が承認されました。また、一般社団法人移行についてや平成25年度第52回福島県ボイラー大会開催について、事務局より報告・説明があり閉会しました。
理事会の模様
◇ 出張特別試験に関する打合せが開催されました。
１月３０日福島市の杉妻会館に於いて、東北安全衛生技術センターとの出張特別試験に関する打合せが実施され、平成２５年度の福島県内における出張特別試験の日程が決定いたしました。
①高校生対象の二級ボイラー技士免許試験出張特別試験 ８月４日（日）会場：郡山市日本大学工学部
②一般対象出張特別試験 １１月１０日（日） 会場：郡山市日本大学工学部
◇高校生（いわき海星高等学校生）対象のボイラー実技講習を実施しました
１月２３日～２５日の３日間ボイラー実技講習を実施いたしました。
学科は津波被害の復旧工事が進む中、同校の教室で実施し、最終日にはいわき市好間工業団地へ移動して実習を実施しました。実習はボイラー室実習に加え、附属品関係の実習では安全弁の吹き出し試験など体験し、また、シミュレータの模擬操作を全員体験するなど熱心に受講していました。
講習最終日には選抜高校野球出場校の発表があり、21世紀枠での出場が決まり生徒らに伝えられました。甲子園出場おめでとうございます。高校野球の検討と二級ボイラー技士免許試験合格に向けての検討を祈ります。
◇高校生対象の冬休み期間中のボイラー講習を実施しました
毎年冬休み期間中に実施している高等学校生対象のボイラー関係講習が終了しました。
今年は、ボイラー実技講習が１校（県立勿来工業高等学校）、ボイラー取扱技能講習が２校（県立白河実業高等学校・県立郡山北工業高等学校）でそれぞれ実施し、３校合せて261名の生徒が修了証を手にしました。
◇二級ボイラー技士試験受験準備講習を開催しました
12月13日～14日の二日間、郡山市の労働福祉会館に於いて二級ボイラー技士試験受験準備講習を開催いたしました。以前はボイラー実技講習を受講後に準備講習を受講する方が大半でしたが、二級ボイラー技士試験の受験資格がなくなったこともあり、今回初めてボイラーを勉強される方も多く受講していました。
講習は、二級ボイラー技士教本、わかりやすいボイラー及び圧力容器安全規則を中心に、過去の出題傾向を踏まえ、受験に向けて勉強しなければならないポイントを中心に講習が進みました。また、公表問題の解説や標準問題の重要点なども合わせて指導があり、受講者は全員合格を目指して熱心に受講していました。
二級ボイラー技士試験受験準備講習の模様
◇いわき地区学科担当講師会議を開催しました
12月6日いわき市の好間パークセンターに於いて、学科担当講師による会議を開催しました。
いわき地区学科担当講師は、ここ３年間ほど2名体制となり講師の負担も多かったため、今回新たに学科講師1名の追加登録が完了したことを受け、新任時講師教育を兼ねて学科担当講師全員出席により学科講習の効率的進め方やパワーポイントの有効活用、担当科目の再編などを議題として話し合い、今後の講習の進め方について確認し合いました。
◇ボイラー実技講習（郡山会場）開催
11月29日~12月1日の三日間、ボイラー実技講習を郡山市に於いて開催いたしました。学科は郡山市労働福祉会館に於いて実施し、実習は日本大学工学部に於いて実施しました。
実習は炉筒煙管ボイラー、鋳鉄セクショナルボイラーにより行い、また、多数の各種付属品を展示し取扱い等について講義がありました。併せて、ボイラーモデル及びシミュレータの模擬操作を全員が体験しボイラー実技講習が終了しました。
受講者の中には、すでに二級ボイラー技士学科試験に合格された方が20％ほど含まれており、ボイラー初心者から合格者まで幅広い受講者層となりましたが、初心者の方は基礎知識・基礎技能の習得に、合格者の方は安全な取扱いなど実践につながるよう、それぞれの立場で目的を持って受講されているように見受けられました。
今年度最後のボイラー実技講習となりましたが、次年度は更に二級ボイラー技士試験合格者の比率が多くなるものと予想されます。
◇シミュレータ模擬操作 ◇ボイラーモデル模擬操作指導中の講師
◇平成24年度 第51回福島県ボイラー大会を開催しました
11月16日（金）14時より、郡山市の「オール・セインツウェディング」に於いて、平成24年度 第51回福島県ボイラー大会を開催いたしました。
県内各地よりボイラーに携わる方々約120名が参加のもと、1部は表彰授与式が行われ18名の方々が表彰を受け、2部は研究発表・特別講演が行われ、「ボイラー省エネとコストダウンについて」の事例発表と「放射能と食の安全について」の講演が行われ好評のうちに閉会いたしました。
3部は懇親パーティーに移り、県内各地より参加されたボイラー技士等ボイラーに携わる方々の情報交換の場となりました。
◇会津地区講師会議を開催しました
会津地区で40年間講師を務めてきた講師が退任され、また、講師1名が新たに選任されましたので、10月19日（金）14時より会津若松市建設会館に於いて、会津地区講師会議を開催しました。
議題は、①講師交代に伴うボイラー実技講習会及びボイラー取扱技能講習の科目担当講師の再編について ②学科講習指導要領の再確認と講習の進め方について ③ボイラー実技講習実習7時間の効果的な進め方について ④パワーポイントや講習補助教材の有効活用について、等について話し合い、今後の講習の進め方を確認し合いました。
◇普通第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習を開催しました
10月4日・5日の二日間、郡山市の労働福祉会館に於いて「普通第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習」を開催いたしました。
圧力容器は災害が発生すると破裂・爆発といった大きな災害につながる恐れがあり、受講者は圧力容器の基礎的な知識、そして安全な取扱について熱心に受講しておりました。今後、自職場において圧力容器の安全な取扱の励行が、災害防止につながることを期待します。
普通第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習の模様
◇ボイラー取扱作業主任者能力向上教育を実施しました
9月28日に郡山市の労働福祉会館において、ボイラー取扱業務従事者安全衛生教育を兼ねてボイラー取扱作業主任者能力向上教育を実施しました。
◇午前は、支部講師の中西恒雄氏より、テキストに沿って「最近のボイラーとその取扱」「災害事例・関係法令」の講義がありました。
◇午後は、例年とは趣向を変えて、ボイラー関係メーカー４社をお招きし、様々な角度から省エネに関するテーマや日常管理に関するテーマで講義をいただきました。
＜午後の講師及びテーマ＞
・アクアス㈱ 藤森修氏（水処理における省エネの限界、雨水利用、他）
・スパイラックスサーコ㈱ 芳賀一浩氏（スチームトラップを中心とした周辺機器における省エネ、日常管理）
・㈱前田鉄工所 村上広信氏（鋳鉄温水ボイラーにおける省エネと歴史、廃油利用による省エネ、他）
・㈱日本サーモエナー 安田尚史氏・瀬戸善行氏（省エネと節約、日常管理における省エネ、他）
能力向上教育講習の模様
◇一級ボイラー技士免許試験受験準備講習を開催しました
9月20日～21日の二日間、一級ボイラー技士免許試験受験準備講習が郡山市の労働福祉会館で開催いたしました。試験合格に向け最近の出題傾向等を踏まえ、勉強するポイントを押さえることを重点に実施しました。また、計算問題の解き方等もわかりやすく説明があり、受講者全員熱心に受講しており、合格への意欲が伝わってくる講習でした。
一級準備講習の模様
◇一般対象のボイラー取扱技能講習の開催
9月6日～7日の二日間、一般を対象とした「ボイラー取扱技能講習」を郡山市の労働福祉会館で実施いたしました。一般の受講者は、現業務に必要な資格を得るために受講される方が多く、一つでも多くの知識・技能を得ようと熱心に二日間受講しておりました。
◇高校生夏休み期間中のボイラー取扱技能講習が終了しました
高校生対象の夏休み期間中に毎年実施している「ボイラー取扱技能講習」が終了し、今年度は８高校が受講し、409名が修了証を手にしました。
「実施高校は以下の通りです」・・写真は講習模様の一部です。
二本松工業高等学校、相馬農業高等学校、学法福島高等学校、福島明成高等学校、修明高等学校、岩瀬農業高等学校、磐城農業高等学校、聖光学院高等学校
二本松工業高校 相馬農業高校 修明高校 岩瀬農業高校 磐城農業高校 聖光学院高校
◇二級ボイラー技士免許試験受験準備講習を開催しました
7月12日～13日の二日間、郡山市労働福祉会館において表記準備講習を開催いたしました。受験に向け４科目それぞれの重要ポイントを押さえる内容で講習が進みました。
二日間の講習を終え、受講者からは「勉強するポイントがわかりました。」等の意見もあり、全員一発合格を期待します。
◇ボイラー実技講習（会津会場）開催
ボイラー実技講習（会津会場）が、７月５日・６日・８日の三日間開催いたしました。
学科は会津若松建設会館、実習は柏平繊維工業㈱及び喜多方プラザを会場に、ボイラー初心者から二級ボイラー技士免許試験合格者まで幅広い受講者を対象とした講習になりました。
実習は、炉筒煙管ボイラー及び附属品を前にして指導を受け、また、シミュレータ模擬操作など実施しました。
受講者からは、「現物を見たり触ったりすることでよく理解できました」などの意見もあり、好評のうちに講習を閉じました。
↓ 炉筒煙管ボイラーを前に実習
◇ 幹事会が開催されました
日本ボイラ協会福島支部幹事会が6月22日福島市のホテルサンルートプラザ福島に於いて、各地区幹事7名出席のもと開催されました。
主な議題は福島県ボイラー大会の準備の進め方、及び、支部長表彰等の進め方について協議し、支部長表彰等は7月中旬から8月末までに推薦候補者を選出することになりました。また、福島県ボイラー大会は参加者の利便性を考慮し郡山駅東口の「オールセインツウェディング」において11月16日（金）に開催することになりました。
幹事会の模様
◇ ボイラー実技講習（いわき会場）開催
ボイラー実技講習（いわき会場）が6月6日～8日いわき市で開催。学科はいわき市労働福祉会館、実習は好間パークセンター及び㈱ベンいわき技術センターを会場に実施いたしました。
ボイラー室実習では水管ボイラーの点火・吹き出し等を実習し、附属品関係では安全弁の吹き出しテストを体験し、また、シミュレータやボイラーモデルの模擬操作実習を全員体験し三日間の講習を終了しました。
安全弁吹き出しテストの模様（㈱ベンいわき技術センター）
◇ ボイラー実技講習（郡山会場）開催
平成24年度第2回ボイラー実技講習を、5月24～26日郡山市で開催。学科は郡山労働福祉会館、実習は日本大学工学部を会場に、ボイラー初心者から二級ボイラー技士試験合格者4名を含む幅広い受講者を対象とした講習となりました。
実習は、ボイラー室実習に加え、ボイラーモデル・シミュレータによる模擬操作を交え実施。（写真）
◇ 平成24年度社団法人日本ボイラ協会福島支部通常総会
去る、5月18日ホテルサンルートプラザ福島において、平成24年度通常総会を理事会を兼ねて開催し、全ての提出議案が、原案通り承認されました。
また、支部長退任に伴う新支部長に、理事会より推薦された松野眞一様（保土谷化学工業株式会社郡山工場）が新支部長として満場一致で承認されました。
◇ 平成24年度講師会議開催
今年の4月1日から、法改正により「ボイラー実技講習」受講修了の要件が二級ボイラー技士免許試験合格者が免許申請・交付に必要な要件に変わりました。
二級ボイラー技士試験は誰でも受験することができるようになり、今後、ボイラー実技講習の受講者は、ボイラー初心者から二級ボイラー技士試験合格者までの幅広い受講者を対象とする講習になるため、教材の充実と、より効果的・効率的講習の実施を議題に5月10日郡山市の労働福祉会館にて講師会議を開催しました。
◇ ボイラー実技講習（県立小高工業高等学校生対象）
原発事故の影響で避難先各地のサテライト校で授業を受けていた小高工業生が、原町区の仮設校舎完成により平成２４年度から地元に戻り授業を再開したことを契機に、平成24年4月22日・24日・25日の三日間ボイラー実技講習を実施し、実習は丸三製紙株式会社を会場に班別に実習を行い、学科は、南相馬市労働福祉会館の二つの会議室を借用し2会場同時進行で実施しました。
学科会場：南相馬市労働福祉会館（二つの会議室で同時進行の講習模様）
◇ ボイラー実技講習（福島会場）開催
平成24年度第1回目のボイラー実技講習を、4月19日～21日までの3日間、学科は福島市民会館で、実習は日大工学部で実施しました。
